眼精疲労・ブルーライト影響障害

慢性的な眼精疲労になると、眼科や耳鼻科に長く通っても治らないため、
鍼灸治療を受けるようになられた患者さんも大勢います。
本来、症状の軽い眼精疲労であれば、薬を付けたり、 することで症状が緩和したり、治ったりすることもあります。 しかし、頭痛や吐き気が伴った場合には、
眼科の治療だけでは手に負えないこともあるように思います。

特に、症状が慢性化した時には、身体の体質そのものが変わってしまったため、いくら眼科で治療をしても体質そのものが良くなることはありません。病気になりやすい体質になった場合には、免疫力を上げ、
病気そのものを引き起こさない体質を作ることが大事になるのです。

東洋医学において、眼精疲労の原因を述べると、目の異常は「肝」にあるとされています。
そして眼精疲労を「肝労」と呼んでいるのです。 そのため、肝の機能を鍼灸治療で回復させることで、
身体を元の正常な状態に戻し、眼球疲労そのものを克服できるようになります。

眼精疲労は、WHO(世界保険機構)において、
鍼灸適応症の一つと認定されており、その効果が認められています。